【全園児】 和楽器鑑賞会

昨年度の観劇会とは変えて、今年は“文化の秋”によせて、『和楽器鑑賞会』を行いました。

和楽器とはどんな楽器か知ってもらうため、玄関に和楽器紹介手作りポスターを掲示していました。

みんながいつも通る場所なので毎日よく見てくれて、演奏をとても楽しみにしてくれていましたね♪


さぁ、会の始まりです!

ひな祭りの7段飾りで見たことがある和楽器、演者さんの和装の姿、緋毛氈に座っている舞台設定。

どれもこれも新鮮で開幕の一瞬で吸い込まれました!!

和楽器を一つ一つ紹介していただくと、新しく知ることがいっぱい。

太鼓といえど、自分たちに馴染みのなる鼓笛の太鼓とは形も音も違うこと、

小鼓(こつづみ)と大鼓(おおつづみ)は同じ鼓でも音の違いがあること、

調緒(しらべお)という紐を締めたり緩めたりすることで音程を調整すること等々教えてもらい、真剣な表情で聞いていました。

歌舞伎の「狂い五段」や「新曲浦島」の長唄など、『本物』の演奏を聴かせていただいたり、和楽器でみんながよく知っている歌、「にんげんっていいな」や「ゆき」なども演奏していただきました。

その間の間奏には雷の音、雨の音の演出も★

子どもたちはじっくり耳を傾け、歌舞伎の演奏では不思議そうに表情を変えたり、「かっこいいね」とお友だちと顔を見合わせたりしながら、じっくり音を味わう様子が見られました。

知っている歌は自然と一緒に歌ったり身体を揺らしながら楽しみました。


最後には幼稚園の先生4人も仲間入りさせてもらい、「たきび」の演奏でした。

子どもたちの歌声も一層大きくなり、幼稚園中がいい音色で溢れました♪


演者さんからは子どもたちには難しい歌もよく聞いてくれていましたね。立派な姿に驚きました。

普段の過ごし方が身についているんですね、なんてお言葉もいただきました。

お部屋に戻った子どもたちは・・・

小鼓の持ち方をまねしたり、演奏中の掛け声「よーーお!」を口にしたりと、鑑賞会の余韻を楽しむ姿が見られました。

子どもたちにとって、特別で心に残る時間となりました✨

お越しいただき、ありがとうございました。

hana