今年度は約月に一回の避難訓練をしてきました。
地震、火災、不審者侵入、自然災害・・・
時間や対応を決めて行う月もあれば、
職員にも子ども達にも非公開で行うこともありました。
その回その回に目的をもって、
非常連絡がベルなのか、サイレン音なのか、先生の声なのか…と、どのように伝達されるのかを知ったり、
避難しなければならない時はどんな状況になるのか、
防災頭巾はどうやって被るのか、
教職員の連携をどのようにとるのか話し合ってみたり。。。
本当に何か起こった時の行動を今から正確に把握することは不可能ですが、
いざというときに備えての心構えや予想することの大切さを感じながら、
訓練を重ねてきました。
いつもの訓練は、だいたいクラスでの活動中、室内で過ごしているときでしたが、
最後の訓練の今日は、全園児が園庭で遊んでいるときに、非公開で行いました。
始めは何が起こっているのかの把握が難しい様子もありましたが、
どの子も、自分の担任の先生以外のお話を聞いて、速やかに園庭の中心に集まり、
しっかりと揺れが収まるまでじっと小さくなって待ちました。
不安に思う子もいたかもしれませんが、
園庭での発生に対しての機敏な行動に、本当に初めてなのかと驚いたのと、
的確に判断し行動できる子どもたちを誇りに思いました。
最後の訓練でも新しいことに取り組め、とても大切な時間をすごしました。
吹上幼稚園では地震速報を受信できる機器を導入し、
地震の際は少しでも早く身構え、態勢を整えられるようにしています。
訓練の時にも活用しています。